水産学シリーズ173「豊穣の海・有明海の現状と課題」
水産学シリーズ173「豊穣の海・有明海の現状と課題」
日本水産学会監修、大嶋雄治編、A5版158ページ、定価3780円、恒星社厚生閣
2011年度「日本海洋学会青い海助成事業震災対応特別枠」報告
2011年度の「日本海洋学会青い海助成事業震災対応特別枠」の助成を受けた 以下の事業が終了しました。海洋学会ウェブサイトにある以下のページから 報告書を公開しておりますので、ご案内申し上げます。 「三陸沿岸生態系に対する大津波の影響と回復過程に関する研究報告会の開催 代表者 福田秀樹(東大大気海洋研)
干潟の絶滅危惧動物図鑑
干潟の絶滅危惧動物図鑑-海岸ベントスのレッドデータブック
日本ベントス学会、B5版306ページ(オール4色)上製、5,040円(税込)
雛祭りハマグリ調査 2012 協力者募集のご案内
「日韓共同干潟調査団ハマグリプロジェクトチーム(山下博由代表)」と「アジアの浅瀬と干潟を守る会(山本茂雄代表)」が,今年も雛祭りの時期に,ハマグリ類の店頭調査を行なうため、全国から協力者を募集しています。 詳細は山下代表のブログでご覧ください。
平成24年度「日本海洋学会青い海助成事業」募集
海洋環境保全に関連する教育・啓発活動を対象とした「日本海洋学会青い海助成事業」の募集が始まりました。 海洋学会サイトの募集要領をご覧の上、ふるってご応募ください。
「瀬戸内海の環境保全・創造に係る研究助成事業」の公募について
平成24年度の研究助成の募集が始まりました。対象は瀬戸内海研究会議の会員(公募申込と同時に入会受付も可能) 瀬戸内海研究会議公募案内・要領・申請書様式:
公開シンポジウム「諫早湾開門調査について考える」
公開シンポジウム「諫早湾開門調査について考える」
日時:2011年5月15日(日) 10:00-17:00
会場:佐賀大学教養教育大講義室
主催:日本海洋学会海洋環境問題委員会・日本海洋学会諫早開門調査WG・佐賀 大低平地沿岸海域研究センター
コンビーナー:速水祐一・佐々木克之
趣旨:諫早湾干拓事業による潮受け堤防閉め切りにより有明海の漁場環境が悪 化したとして,沿岸の漁業者らが国を相手に堤防撤去や排水門開門を求めた訴 訟を起こしていたが,一審の佐賀地裁判決に続いて,2010年12月6日,二審の福 岡高裁においても,5年間の開門を国側に命じる判決が出された.これを受け て,国は早ければ2012年度にも開門調査を開始するという方向に向けて政治判 断しようとしている.開門とは,潮受け堤建設前とも現状とも異なった環境を 作り出す.また,もし開門を行うのであれば,副作用を最小限にして,環境改 善効果が最も大きくなるような開門方法をとることが望ましい.開門によって 最も変化するのは調整池、ついで諫早湾であり、現在環境が悪化している有明 海奥部への影響の有無について関心がもたれる。本シンポジウムでは,開門す ると諫早湾と有明海はどうなるのか,どのような開門方法が適しているのか, さらには,開門した場合の調査はどのようにすべきなのか等,広く議論したい.
<プログラム>
10:00-10:05 海洋環境問題委員会委員長 挨拶 鈴村 昌弘(産総研)
10:05-10:10 低平地沿岸海域研究センター副センター長 挨拶 大串 浩一郎(佐賀大)
10:10-10:40 趣旨説明と諌早開門問題の概要説明 速水 祐一(佐賀大)
10:40-11:20 開門による物理場と懸濁物輸送変化の予測 濱田 孝治(佐賀大)
11:20-11:50 対談:数値シミュレーションによる予測をどう理解するか 片野 俊也・濱田 孝治(佐賀大)
11:50-13:00 昼食休憩
13:00-13:30 開門による水質への影響予測 佐々木 克之
13:30-14:00 諫早湾潮受け堤開門が潮汐に与える影響 柳 哲雄(九州大)
14:00-14:10 休憩
14:10-14:40 諫早湾の潮受け堤防が諫早湾および有明海の海底環境と底生生物 に与える影響 堤 裕昭(熊本県立大)
14:40-15:10 韓国における複式干拓とその開門の結果と比較して 佐藤 慎一(東北大)
15:10-17:00 総合討論 司会 速水 祐一
17:00 閉会の辞 佐々木 克之
「長良川下流域生物相調査報告書2010」発行
「長良川下流域生物相調査報告書2010」河口堰運用15年後の長良川
ダウンロードサイト(長良川下流域生物相調査団による出版物)
https://www1.gifu-u.ac.jp/~tmukai/nagara/
書籍情報:「海洋学」出版
「海洋学」Invitation to Ocenography
Paul R. Pinet著、東京大学海洋研究所監訳、624ページ(オールカラー)、5,880円(税込)、東海大学出版会
2010年3月31日発売 海洋物理、化学、生物、地質の総合的な入門書です。テキストに最適
日本学術会議から生物多様性の保全についての提言が出ました
日本学術会議 統合生物学委員会は、2月25日に 「生物多様性の保全と持続可能な利用~学術分野からの提言~」を発表しました。 全文リンクはこちら