当研究会が関わっているメディア・出版情報
「月刊 海洋(海洋出版株式会社)」通巻631号「洋上風力発電の導入に向けた環境影響と合意形成に向けた課題と現状」の出版
本研究会が主催した2022年度日本海洋学会秋季大会内シンポジウム「洋上風力発電の導入に向けた環境影響と合意形成に向けた課題と現状に関する情報交換」で講演いただいた方々に、講演内容の内容の一部をまとめていただきました。
「月刊 海洋(海洋出版株式会社)」2023年6月号<通巻631号>Vol.55(6)「洋上風力発電の導入に向けた環境影響と合意形成に向けた課題と現状」
目次
福田 秀樹(東京大学):総論「洋上風力発電の導入に向けた環境影響と合意形成に向けた課題と現状に関する情報交換」
浦 達也((公財)日本野鳥の会):洋上風力発電が海鳥に与える影響と影響軽減策
赤松 友成(笹川平和財団):洋上風力発電施設から発せられる水中音の影響
小松 輝久(日本水産資源保護協会):藻場に及ぼす洋上風力発電の影響について
中田 英昭(長崎大学):洋上風車等の構造物が周辺の生態系に及ぼす影響
諏訪 達郎(内閣府):海洋利用に関する合意形成について
中野 俊也(長崎海洋アカデミー):長崎海洋アカデミー「実海域フィールドセンター」の合意形成までのプロセス
「海洋と生物(生物研究社)」242号「東京湾の過去・現在・未来(2)」の出版
特集第2回目は,本研究会が主催した2018年度日本海洋学会秋季大会シンポジウム「東京湾の過去・現在・未来」で話題提供を行っていただいた研究者の方々に、干潟の生物多様性,底棲魚介類の資源変動,魚類研究やそのモニタリング結果,そして市民調査や湾と人との関わりについての解説記事の執筆をしていただいています。
「海洋と生物(生物研究社)」241号「東京湾の過去・現在・未来(1)」の出版
特集第1回目は,本研究会が主催した2018年度日本海洋学会秋季大会シンポジウム「東京湾の過去・現在・未来」で話題提供を行っていただいた研究者の方々に、水質や栄養塩・有機物の濃度,酸性化,植物・動物プランクトンなどの長期変動や予測についての解説記事の執筆をしていただいています。
中日新聞(朝刊)に「設楽ダム影響 三河湾調査を日本海洋学会が懸念」
中日新聞(朝刊)に「設楽ダム影響 三河湾調査を日本海洋学会が懸念」として当委員会の提言に関する記事が掲載されました。
<抜粋>
提言によると、三河湾は、有機的な汚濁の指標である化学的酸素要求量(COD)の平均濃度が全国の海の中で最も高いなど、環境基準の達成度が低いという。三河湾に流れ込む豊川水系に設楽ダムが建設されると湾内の循環流が弱まり「湾の環境悪化はより深刻化する懸念がある」と指摘した。
中部日本放送(CBC)のWeb記事上にプレス発表について掲載されました。
中部日本放送(CBC)のWeb記事上に「愛知県豊川水系における設楽ダム建設と河川管理に関する提言」のプレス発表について掲載されました。
<抜粋>
三河湾は、水質が汚れていて、設楽ダムが建設されると湾内に流れる水の量が減り、さらに水質が悪くなる恐れがある。そのため、ダムの建設が三河湾の環境に与える影響をきちんと評価すべきで、建設後も取水に必要ない水は海へ流すなど三河湾を再生させるような河川管理をすべきだ—と提言しています。
東京新聞のWe love Tokyoに「息づく羽田」というタイトルで記事が掲載
東京新聞のWe love Tokyoに「息づく羽田」というタイトルで記事が掲載され.その中の”空港「4本目滑走路影響は」”という項に日本海洋学会の見解が収録されました。
<抜粋>
今年七月に手続きが完了した国による環境影響評価は,「影響は小さい」とした.だが,日本海洋学会は「海流の変化などで東京湾の水域生態系に少なからぬ影響を与える.工事にあわせて評価を急ぐあまり,現状把握が欠落している」と批判。
朝日新聞(夕刊)に「羽田拡張に『待った』」という記事が掲載
朝日新聞(夕刊)に「羽田拡張に『待った』」というタイトルで記事が掲載された。「環境アセス『急ぎすぎ』で海洋学会」「詳細な調査を国側へ提言」のサブタイトルで羽田空港拡張事業の環境アセスメントに対する当委員会の提言の発表が取り上げられました。
<抜粋>
羽田空港に4本目の滑走路を増設する事業の環境アセスメントについて、日本海洋学会海洋環境問題委員会が、詳細な調査を求める提言を国土交通省と環境省に出した。建設予定地は多摩川河口部にあたる。淡水の流入経路が大きく代わる可能性があり、環境を十分に見極める必要があるとの指摘だ。
その他のメディア・出版情報
水産学シリーズ173「豊穣の海・有明海の現状と課題」
水産学シリーズ173「豊穣の海・有明海の現状と課題」
日本水産学会監修、大嶋雄治編、A5版158ページ、定価3780円、恒星社厚生閣
干潟の絶滅危惧動物図鑑
干潟の絶滅危惧動物図鑑-海岸ベントスのレッドデータブック
日本ベントス学会、B5版306ページ(オール4色)上製、5,040円(税込)
「長良川下流域生物相調査報告書2010」発行
「長良川下流域生物相調査報告書2010」河口堰運用15年後の長良川
ダウンロードサイト(長良川下流域生物相調査団による出版物)
https://www1.gifu-u.ac.jp/~tmukai/nagara/
書籍情報:「海洋学」出版
「海洋学」Invitation to Ocenography
Paul R. Pinet著、東京大学海洋研究所監訳、624ページ(オールカラー)、5,880円(税込)、東海大学出版会
2010年3月31日発売 海洋物理、化学、生物、地質の総合的な入門書です。テキストに最適
海洋酸性化についての総説
「海洋酸性化がサンゴ礁域の石灰化生物に及ぼす影響」という総説が、「海の研究」に掲載されました。
「北九州の干潟BOOK」
北九州の干潟BOOK
企画編集:福岡県立北九州高等学校魚部/北九州市立水環境館 川原二朗、A4版68ページ(フルカラー)、1,050円(税込)
上関原発計画とカンムリウミスズメについての集会報告
鳥学通信26号に、日本鳥学会での自由集会
「上関原子力発電所建設計画とカンムリウミスズメ -幸せな結末を求めて- 」の報告が掲載されています。